先に結論:最初に必要だったのは、「痩せたい」ではなく「痩せる」と決めることでした。その決意を守るために、食べた理由を振り返る・記録する・食べる量を調整する・崩れても次の食事で戻す、という仕組みを作りました。

この記事から持ち帰ってほしいこと

これは「21kg痩せた自慢」ではありません。

私は仕事や子育てで忙しく、野菜も苦手です。外食や飲み会にも行きます。

そんな私でも続けられた方法を、うまくいかなかった日の考え方も含めて紹介します。

同じように体重が減るとは限りません。それでも、目標の優先順位を保つ方法・つい食べた日の振り返り方・食べすぎた翌日の戻し方は、そのまま試せる形にしました。

📌 この記事でわかること

  • 100kg→78.55kg、13ヶ月の月末体重をすべて公開
  • 内臓脂肪レベル・体年齢・BMIなど、体重以外の変化
  • 3回あった停滞期の中身と、その間にやったこと
  • 「痩せたい」で終わらず、目標を優先し続ける考え方
  • 外食・飲み会をやめずに続けた、7つのルール
  • 今日からそのまま試せる最初の7日間プラン

何度も失敗して、やっと変えたこと

39歳、3児の父、身長176cm、体重100kg。

身長と体重から計算する「体格の目安」であるBMIは32台。体組成計に表示された体年齢は、一時56才でした。実年齢より17才も上です。

それまでにも、ダイエットを何度も始めました。

初日から食事を減らしすぎる。外食すると「今日はもういいや」と食べすぎる。翌朝に体重が増えていると、ダイエットをやめる。

今振り返ると、「おなかがすいたから」だけではありません。疲れた、面倒だった、目の前にあった、今日くらいいいと思った。そんな気持ちに気づかないまま食べていました。

以前

結果だけを見て、自分を責めていた

食べた理由を見ずに「また意志が弱かった」と決めつける。1回崩れると全部失敗した気持ちになり、そのまま数日やめていました。

気持ちと行動を分けて見る

食べたくなったら「今は空腹?疲れ?習慣?」と確認します。食べすぎても自分を責めず、次の食事からいつもの量に戻します。

2025年5月13日に変えたのは、ただ「痩せたい」と願うことではありません。痩せるための選択を、毎日の中で優先すると決めたんです。

そのうえで、「毎日100点」ではなく「気づいたら選び直す」「外れても戻る」ことを合格にしました。

一番大切だったのは「痩せる」と決めること

ダイエットで一番大切なのは、まず「痩せる」と決めることだと思っています。

痩せようと思っていても、ついつい食べてしまいますよね。私も何度も「今日はいいか」と後回しにしてきました。

でも、もし「今週あと1kg痩せないと死ぬ」とお医者さんに言われたら、どうでしょう。

「今日は疲れたから」「明日から頑張る」と、ダイエットを後回しにする理由はなくなると思います。

もちろん、これは優先順位を伝えるための例え話です。

つまり一番大切なのは、自分の中でダイエットをどれだけ高い位置に置き、その優先順位を保ち続けられるかです。

食べるか迷ったときに「自分は痩せると決めた」と思い出せれば、目の前の選択が少しずつ変わります。

⚠️ 優先する=無理をする、ではないよ短期間で体重を落とすために食事を抜いたり、体調を無視したりすることではありません。健康を守りながら、毎日の小さな選択で目標を後回しにしないということです。

数字の集め方と「767件」の意味

使ったのは、体重や体脂肪率などを測れるオムロンの家庭用体組成計HBF-256Tです。

アプリに残っている2025年4月〜2026年6月の測定記録は767件あります。

ただし、767日間という意味ではありません。同じ日に何度か測った記録も含む「測った回数」です。

体重は、できるだけ同じ時間や条件で測りました。下の表に載せたのは、その月の最後に測った数字です。

ダイエットを始めた2025年5月13日は約100kgでした。表にある99.40kgは、4月末に測った体重です。

⚠️ 数字の読み方体脂肪率や体年齢などは、体組成計が計算したおおよその数字です。完全に正確な数字ではありません。そのため、1回の数字ではなく「前より上がったか、下がったか」を見ています。

月別の体重推移

月末値を並べると、減った月だけでなく、ほとんど動かなかった月もはっきり見えます。

10095908580 99.4kg78.55kg '25/4681012246

緑の点=月末の体重、オレンジの点=停滞した月。止まった月のあとも、ちゃんと下がっています。

体重前月比内臓脂肪レベル体年齢
2025/04(記録開始)99.40kg1954才
2025/05(見直しスタート)97.30kg−2.101857才
2025/0694.80kg−2.501754才
2025/0792.55kg−2.251652才
2025/0890.75kg−1.801552才
2025/0987.65kg−3.101449才
2025/1085.60kg−2.051350才
2025/1185.10kg−0.50(停滞)1348才
2025/1282.35kg−2.751247才
2026/0182.20kg−0.15(停滞)1247才
2026/0281.60kg−0.601147才
2026/0379.85kg−1.751146才
2026/0478.90kg−0.951045才
2026/0578.90kg±0.00(停滞)1045才
2026/06(6/12時点)78.55kg−0.351044才

※体年齢や内臓脂肪レベルは、家庭用の体組成計が計算したおおよその数字です。1回の数字よりも、同じ機械で測ったときに上がったか、下がったかを見てください。

節目の記録

節目達成した日開始からの期間
95kgを切った2025年6月20日約1ヶ月
90kgを切った2025年8月28日約3ヶ月半
85kgを切った2025年11月16日約6ヶ月
80kgを切った2026年2月20日約9ヶ月

見てほしいのは、毎月同じようには減っていないことです。

最初の10kg(100→90)は約3ヶ月半。次の10kg(90→80)は約5ヶ月半かかりました。

私の場合は、後半ほど減り方がゆっくりになり、体重がほとんど変わらない月も増えました。

13ヶ月を3つの時期に分けると見えたこと

1〜4ヶ月目
100→90kg台

栄養成分表示を見る、食べた物を記録する、毎朝測る。この3つを固定。最初から完璧な献立にはしませんでした。

5〜9ヶ月目
90→80kg台

外食や飲み会を禁止せず、選び方を調整。家族と同じ食卓を続けられたことで「特別なダイエット生活」にならずに済みました。

10〜13ヶ月目
80→78kg台

減り方がゆっくりになっても、極端に削らない。2週間の流れと服のゆるさも見て、同じ仕組みを続けました。

💡 私の記録から分かったこと後半になると、体重があまり減らない月が増えました。そんなときは「自分はダメだ」と決める前に、食べた量・食べた理由・体重の流れを見直しました。気持ちと行動を分けて見ると、次に直す場所が分かりやすくなりました。

体重以外に変わった数字

内臓脂肪レベル

19 → 10

おなかの内側についた脂肪の目安です。病院の検査結果ではありません。同じ体組成計で測り、19から10へ下がりました。

体年齢

開始前後54〜57才 → 44才

体組成計が出す「体の状態の目安」です。本当の年齢ではありません。開始前後は54〜57才、最後は44才と表示されました。

体脂肪の重さ(目安)

約25.8kg → 約18.3kg

体組成計に表示された体脂肪率から計算した、おおよその数字です。1回の数字より、長い目で下がっているかを見ました。

BMI(体格の目安)

約32.3 → 約25.4

身長176cmとして計算しました。「肥満(2度)」から「肥満(1度)」へ下がりました。普通体重の目安は25未満です。

体組成計に表示された「何もしなくても体が使うエネルギーの目安」は、2,075kcalから1,755kcalに変わりました。

ただし、これも体組成計が計算したおおよその数字です。「体重が減ったら、今の食事量をもう一度確認しよう」と考えるために使いました。

ウエスト97cmの頃のズボンを85cmになった今はいて、ウエストを引っ張ると大きな隙間ができている実物写真
ウエスト97cm→85cm。当時のズボンはこれだけ余る(本人撮影)
革ベルトの使用跡が一番外の穴から一番内の穴へ4つ移動している実物写真
ベルトの使用跡が4穴分移動。体重以外の変化も残した(本人撮影)

停滞期も、全部見せます

ここでは、前の月と比べて体重がほとんど減らなかった月を「停滞」と呼びます。

2025年11月は−0.50kg、2026年1月は−0.15kg、2026年5月は変化なしでした。

これは病院などで使う正式な決まりではなく、私の記録を振り返るための呼び方です。

体重が止まるたびに、食事を大きく減らしたわけではありません。

まず、食べた物の記録に抜けがないかを確認します。次に「なぜ食べたか」と、1〜2週間の体重の流れを見ます。体調に問題がなければ、同じやり方を続けました。

順番確認したことしなかったこと
1. 食べた物と理由お菓子や飲み物、
大盛りを記録し忘れていないか。
なぜ食べたかも思い出す。
朝の体重だけで
「失敗」と決めない
2. 体重の流れ1日だけで決めず、
1〜2週間の変化を見る
数日減らないだけで、
方法を全部変えない
3. 続けやすさ体調は悪くないか。
服はゆるくなっていないか。
今の食事を続けられそうか。
食事を抜いたり、
無理な運動をしたりしない

11月に体重があまり減らなくても、12月には2.75kg減りました。1月に止まっても、2月には0.60kg減りました。

5月に変化がなくても、6月には少し下がりました。

体重がいつ減り始めるかは分かりません。だから私は、数週間減らないだけで「失敗した」と決めないようにしました。

やったことはシンプル

ルール1

商品の裏を10秒見る

コンビニの昼食では、商品の裏にある表を見て「たんぱく質20g以上・脂質15g以下」を私なりの目安にしました。毎食の決まりではなく、迷ったときの目安です。

ルール2

外食・飲み会・焼肉は禁止しない

焼肉なら赤身を増やす、ごはんは最初に量を決める。ラーメンなら大盛りや替え玉をつけず、スープを残す。全部我慢せず、1つだけ軽くします。

ルール3

毎日測る。週に一度、行動を見る

毎日の体重は記録します。でも1日で良し悪しを決めません。週に一度、「何を食べた?なぜ食べた?次は何を変える?」と振り返り、1〜2週間の流れで判断します。

ルール4

家族と同じ食事を続ける

自分だけ別メニューにはしません。主食やおかずの量、追加する一品を調整して、3人の子どもと同じ食卓を囲みました。

ルール5

野菜嫌いを前提に組み立てる

にんじん、ブロッコリー、きゅうりなどは今も苦手です。食べられるキャベツ、トマト、ピーマンなどを使い、無理なサラダ山盛りから始めるのをやめました。

ルール6

まず食事を見直す

私は、まず食べる量と内容を見直しました。最初から厳しい運動目標を作ると、私には続かなかったからです。もちろん、無理のない範囲で体を動かすことも健康のために大切です。

ルール7

迷ったらチャッピーに相談する

料理のおおよそのカロリーや、コンビニ・外食で何を選ぶかをChatGPT(チャッピー)に相談しました。

ただし、答えをそのまま信じず、商品の表示や公式サイトでも確認しました。迷う時間が減り、次の食事を選びやすくなりました。

大事なのは、7つ全部を完璧に守ることではありません。

私も外食で食べすぎる日はありました。そこで「もう終わった」と思っている自分に気づければ、次の行動を選び直せます。

自分を責める時間を、次の1食を選ぶ時間に変える。これが、私にとって一番役立った立て直し方でした。

食べすぎた翌日に戻る手順

昔は、外食した翌日に食事を抜き、夜におなかがすいてまた食べすぎることがありました。

今は、「取り返さなきゃ」と焦っている自分にまず気づきます。食べすぎを無理に取り消そうとせず、次の食事からいつもの量へ戻すだけです。

やることやらないこと
体重は測って、数字だけ記録する朝に増えた体重を、すべて脂肪だと思わない
水やお茶を、喉の渇きに合わせて取る水分だけで食事を済ませる
次の食事から、いつもの量に戻す食事を抜いたり、量を急に減らしたりしない
肉・魚・卵・豆腐などのおかずを1品選ぶ「もう終わった」と次の食事も食べすぎない

今日から始める7日間プラン

いきなり13ヶ月分を真似しなくてOK。最初の1週間は、痩せることより自分の生活を見えるようにすることが目的です。

  1. 痩せたい理由を1文で書くそのうえで体重とウエストを記録し、同じ場所で写真も1枚撮ります。迷ったときに戻る「理由」を先に作ります。
  2. 食べた物・時間・そのときの気持ちをメモするカロリー計算は後回し。「空腹」「疲れ」「なんとなく」など、食べた理由も短く残します。
  3. いつもの商品の裏を見る商品の裏にある表で、カロリー、たんぱく質、脂質を確認。まずは数字を知るだけで合格です。
  4. 次の1食で、たんぱく質を1品選ぶ肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、食べやすいものから選びます。
  5. いつもの食べ物を1つだけ軽くする大盛りを並盛りにする、甘い飲み物をお茶にするなど、100〜300kcalほど減らせそうなものを1つ選びます。
  6. 外食する日のルールを先に1つ決める「ごはんは並」「揚げ物と締めを両方は選ばない」など、店に入る前に決めます。
  7. 7日間を3つの質問で振り返る「何ができた?どこで流された?次は何を1つ変える?」を確認します。体重だけで自分を評価しなくてOK。
🌱 1週間で痩せなくても失敗ではないよ最初の成果は「自分が何を食べ、どんな気持ちのときに流されやすいかが分かったこと」。ここが見えれば、次に変える行動を自分で選べます。

このやり方をそのまま使わない方がいい人

この記事は、私個人の体験をまとめたものです。治療や、一人ひとりに合わせた食事指導ではありません。

持病がある方、治療中や薬を飲んでいる方、妊娠・授乳中の方、成長期の方、食べることや体重への不安がとても強い方は、自分だけで食事量を大きく減らさないでください。医師や管理栄養士へ相談してください。

また、体調不良、強い疲労、めまいなどがある場合は、数字より体調を優先してください。私と同じ100kgから始めても、必要な食事量や適したペースは人によって違います。

これから

私もまだ道の途中で、次の目標は70kgです。これからも記録を続け、このページの数字と失敗談を更新します。

痩せると決める。食べたくなった自分に気づく。そして、次の行動を選び直す。

100点の1日を作れなくても大丈夫。目標を後回しにしていると気づいた瞬間から戻れたらOK。13ヶ月続けて、いちばん伝えたいのはこれです。

モト・コンマトン

モト・コンマトン「また食べた。自分はダメだ」で終わると、次も流されやすい。まずは「今、後回しにしようとしてるな」と気づく。気づけたら、次の1食は自分で選び直せるよ。

この記事のまとめ

  • 最初に「痩せるための選択を優先する」と決めた
  • つい食べた日は、空腹・疲れ・習慣のどれだったか理由を振り返った
  • 13ヶ月で100kg→78.55kg(−21.45kg)。記録と食事の選び方を仕組みにした
  • 体組成計が計算した数字は、1回の数字より同じ条件で測ったときの変化を見る
  • 体重がほとんど減らない月が3回あっても、方法を全部変えず1〜2週間の流れで判断した
  • 外食・飲み会を禁止せず、食事管理を優先。崩れても次の1食で戻す
  • 食事に迷ったときはChatGPTも使い、判断の手間と「もういいや」を減らした
  • 最初の7日間は、減量結果より自分の生活を見えるようにする

🚶 「自分もやってみようかな」と思ったら

うれしい。特別なことはしてないから、真似するのは簡単だよ。ただ最初の目標のサイズだけ間違えないでほしいので、先にこれだけ読んでおいて。

→ ダイエット目標の立て方(まず−300kcalでいい)

⚖️ 毎日の数字に振り回されたくない人へ

この記録は、同じ条件で測り続けたから変化の流れが見えました。私が実際に使っている体組成計と、毎日続けやすかった見方をまとめています。

→ 体重だけで落ち込まない体組成計の使い方

✍️
この記事を書いた人:モト・コンマトン
100kgからの減量を継続中。本人の体験と確認した資料をもとに執筆しています。プロフィール編集方針X(@100kg_gyakushu)

データについて

本記事の数値はオムロン体組成計(HBF-256T)による自宅測定(2025年4月〜2026年6月・アプリ内767件)の記録です。体脂肪率・体年齢・内臓脂肪レベルなどは家庭用機器の推定値であり、誤差があります。

確認した公的・公式資料:厚生労働省系 e-ヘルスネット「肥満と健康」(BMI区分)/オムロン「体重計・体組成計でわかること」(各指標の意味)/厚生労働省系「身体活動・運動ガイド2023」成人版

この記事は運営者個人の記録です。効果には個人差があります。持病がある方、治療中の方、妊娠中の方は医師など専門家に相談してください。